傷口の小さい痛みの少ない犬の腹腔鏡下避妊手術とは?

当院では、腹腔鏡を使った犬の避妊手術を行うことができます。
腹腔鏡手術とは、内視鏡を使った手術法でお腹を炭酸ガスで膨らませてカメラと手術器具を入れてモニターを見ながら行う手術法です。
開腹手術に比べて、傷口が小さく臓器が空気にさらされたり無理にテンションをかけることも少ないため体の負担が少なく痛みもほとんどなく手術を行うことができます。

避妊手術の場合の傷口も半分以下に抑えることができ縫合糸もほとんど使わないため術後に傷口を気にすることもほとんどありません。

実際の手術の動画です。

血管も拡大されてしっかりと確認しながら手術を行えるため安全に手術を行うことができます。当院では、ほとんどの腹腔鏡下避妊手術は2ポート法で行っているため術後の傷口は2箇所(2糸)になります。

術後の痛みも少ないため日帰りで退院できます。
術後は7日位で通院していただき、抜糸して手術は終了となります。

腹腔鏡を使った避妊手術は、完全予約制となります。
ご希望される場合は、事前に当院にご予約のお電話の方をお願いいたします。